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ANAカードの基礎知識

このページでは、各種の ANAカードについて、年会費・ポイント・付帯保険などの基礎情報を整理・掲載しています。

なお、法人対象の「ANAカード<法人用>」や海外(米国や香港など)発行の ANA CARDもありますが、本サイトでは日本国内で個人向けに発行されている ANAカードを扱います。



ANAカードとは


ANAカードとは、全日空がカード発行会社と提携して ANAマイレージクラブ会員に提供しているクレジットカードで、入会時やカード更新時にマイルが付与されるなどの特典があります。

ショッピング利用で得たポイントを ANAマイレージのマイルに移行できるクレジットカードは ANAカード以外にもありますが、ANAマイルを貯める目的では一般的に ANAカードが最も有利です。

なお、「ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード」や「みずほマイレージクラブカード/ANA」も、「クレジット機能付きの ANAマイレージクラブ会員証」ですが、ANAカードとは別物で、入会時やカード更新時のボーナスマイル付与などの特典はありません。

ちなみに、日本航空の場合、JALグループのクレジットカードビジネスを行う「株式会社ジャルカード(株式会社JALカード)」があります。
全日空の場合、株式会社ジャルカードに相当するグループ企業はありません。



ANAカードの種類


日本国内で個人向けに発行される ANAカードは、「ANAカード」「ANAカード(学生用)」の 2種類に大別できます。

ANAカードの発行カード会社と本サイト内での略号は、下記の通りです。
社名略号
株式会社ジェーシービーJCB
三井住友カード株式会社SMC
シティカードジャパン株式会社CITI
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.AMEX


「ANAカード」は、提供されるサービス内容により、下記の 4段階のグレードに区分されます。
  • 一般カード
  • ワイドカード
  • ワイドゴールドカード
  • プレミアム

「ANAカード プレミアム」はワイドゴールドよりも上位のカードです。
現時点で存在するのが「ANA JCBカードプレミアム」のみということもあり、下の一覧表には掲載していません。

なお、ANAダイナースカードと ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カードは、ANAワイドゴールドカードとは別物ですが、「ワイドゴールドカード相当」と考えられます。


ANAカード一覧
発行元名称ブランド一般WIDEWIDE
GOLD
SFCSFC
GOLD
備考
JCB ANA JCBカード JCB  
ANA JCBカード ZERO × × × ×  
SMC ANA VISAカード VISA  
ANAマスターカード Master  
ANA VISA Suicaカード VISA × × × × VIEWカード (Type II)
CITI ANAダイナースカード Diners × × × WIDE GOLD相当
AMEX ANAアメリカン・エキスプレスカード AMEX × ×  


「ANAカード(学生用)」には、以下の 3種類があります。
  • ANAカード(学生用)VISAカード
  • ANAカード(学生用)マスターカード
  • ANAカード(学生用)JCBカード




ANAカードのグレード


ANAカードは、提供されるサービス内容により、「一般、ワイド、ワイドゴールド、プレミアム」の 4段階のグレードに区分されます。

ANA一般カード
基本的なサービス内容の ANAカードです。
選択可能な国際ブランドは、JCB、VISA、Master、アメリカン・エキスプレス®の 4種類。

ANA VISA Suicaカードのグレードは、ANA一般カード相当です。
ANAカード(学生用)のグレードは ANA一般カード相当ですが、学生専用のサービスがあります。
ANAワイドカード
選択可能な国際ブランドは、JCB、VISA、Masterの 3種類。
海外旅行傷害保険の最高補償額やカード継続のボーナスマイル等で ANA一般カードと差別化されています。
ANAワイドゴールドカード
ANAワイドカードの機能に、提携クレジット会社発行のゴールドカードの機能が付加されたカードです。
選択可能な国際ブランドは、JCB、VISA、Masterの 3種類。

ANAダイナースカードと ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カードのグレードは、ANAワイドゴールドカード相当です。
ANAカード プレミアム
ANAカード プレミアムは、ワイドゴールドの上位カードです。
選択可能な国際ブランドは、JCBの 1種類のみ。

搭乗によるボーナスマイルが「区間基本マイレージの+50%」という特長があります。




ANAカードのメリット


ANAカードは、日本国内のクレジットカードの中では高還元の部類で、年間のマイル移行制限がないのがメリットです。

「100円のショッピング利用に対して 1マイル貯まる」イメージ。
マイルへの移行を行なった年度(4月~翌年3月)は移行手数料がかかりますが、1マイルの価値を 1.5円以上と考えれば、ANAカードの還元率は魅力的です。

1マイルの価値を 1円相当と考えると、あえて ANAカードを選ぶかどうかは微妙です。
ANA便に搭乗する機会が多い人なら、ANAカードを持つのも良いでしょう。



ANAカードの年会費


ANAカードの年会費(税込)は、以下のように設定されています。

なお、三井住友カード株式会社発行の ANA VISA/マスターカード ANA VISA Suicaカードは、「マイ・ペイすリボ」(MPR)。や「WEB明細書サービス」の利用で年会費が減額されます。
ただし、WEB明細書登録について、家族カードは年会費減額の対象外です。

ANAカードの年会費(税込)
種別カード名年会費
(本人)
年会費
(家族)
減額要因申込対象備考
ZERO ANA JCBカードZERO 0 0   18-29歳 5年後、一般に切替。
一般 ANA JCBカード 2,100 1,050   18歳以上  
ANA VISA/Masterカード 2,100 1,050   18歳以上  
同上 1,575 1,050 Web明細  
同上 1,076 498 MPR  
ANA VISA Suicaカード 2,100 -   18歳以上
(学生可)
家族カードなし
同上 1,575 - Web明細
同上 788 - MPR
ANAアメリカン・エキスプレス®・カード 5,250 2,625   20歳以上  
学生 ANA JCBカード(学生用) 0 -   18歳以上の学生 家族カードなし
ANA VISA/Masterカード(学生用) 0 -   18歳以上の学生 家族カードなし
WIDE ANA JCBカード 7,612 1,575   18歳以上  
ANA VISA/Masterカード 7,612 1,575   18歳以上  
同上 7,087 1,575 Web明細  
同上 6,588 1,023 MPR  
SFC ANA JCB SFCカード 10,762 5,355   18歳以上  
ANA VISA/Master SFCカード 10,762 5,355   18歳以上  
同上 10,237 5,355 Web明細  
同上 9,738 4,803 MPR  
WIDE GOLD ANA JCBカード 14,700 4,200   20歳以上  
ANA VISA/Masterカード 14,700 4,200   30歳以上  
同上 13,650 4,200 Web明細  
同上 11,025 2,635 MPR  
同上 9,975 2,635 Web明細+MPR  
ANAダイナースカード 21,000 6,300   33歳以上、等  
ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード 32,550 16,275   20歳以上  
SFC GOLD ANA JCB SFCゴールドカード 15,750 7,875   20歳以上  
ANA VISA/Masterカード 15,750 7,875   30歳以上  
同上 14,700 7,875 Web明細  
同上 12,075 6,300 MPR  
同上 11,025 6,300 Web明細+MPR  
ANAダイナースカード 22,050 11,025   33歳以上、等  
ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード 32,550 16,275   20歳以上  
PREMIUM ANA JCBカード プレミアム 73,500 4,200   30歳以上  


注)
  • 「スーパーフライヤーズ」は「SFC」と略しました。
  • ANAダイナースカードとANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カードは、ワイドゴールドに分類しました。
  • 「申込対象」は、あくまで目安で、申込者の属性によっては例外もあります。




ANAカードの付帯保険


ANAカードに付帯する旅行傷害保険と国内航空傷害保険の最大補償額の表を示します。

なお、各カード会社によって、上記以外の保険が付帯する場合があります。
例えば、ANA JCBワイドゴールドカードでは、最高300万円のショッピングガード保険や最高1000万円の犯罪被害傷害保険などが付帯します。

カード名称ブランド 海外旅行傷害保険国内航空傷害保険国内旅行傷害保険備考
ANA一般カード JCB・VISA・Master 1000万円 1000万円 なし  
ANAワイドカード JCB・VISA・Master 5000万円 5000万円 なし  
ANAワイドゴールドカード JCB・VISA・Master 5000万円 5000万円 5000万円 旅行代金を ANA JCBワイドゴールドカードで払った場合、海外旅行傷害保険の最大補償額は 1億円
ANAダイナースカード Diners 5000万円 5000万円 5000万円 旅行代金を ANAダイナースカードで払った場合、海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険の最大補償額は 1億円
ANAカード プレミアム JCB 1億円 5000万円 1億円  




結論:お得な ANAカード


結論を先に書きます。

ANAマイレージのマイルを貯めるという目的では、現在、ANA VISA SuicaカードANA JCBカード が高還元率です。

こまかい性格なら、ANA VISA Suicaカードを選び、「マイ・ペイすリボ」利用でボーナスポイントをコツコツと稼ぐのも良いでしょう。
何も考えず、そこそこに高還元を狙うなら、JCBをメインにするのが良いと思います。

ANA VISA Suicaカードは、マイペによる年会費減額が適用されれば、年会費788円になります。
カード更新によるボーナスマイルが毎年1000マイル付くので、実質的に年会費無料の ANAカードです。

ANA JCB一般カードは、基本的には「1000円利用で 10マイル付与」です。
「JCB STAR MEMBERS」の制度があり、年間のショッピング利用金額によって、ポイント付与率が少しアップします。

「JCB STAR MEMBERS 2011」(集計期間:2011年2月~2012年1月支払い分)では、年間100万円以上の利用で翌年度は「スターα」会員となり、「ポイント20%UP」が適用されます。
ただし、ANA JCBカードの場合、ボーナスポイントのマイルへの移行レートは「1ポイント=3マイル」。
無理にスターαを目指す必要はないでしょう。

なお、ANA便の利用機会が多い場合、ANAワイドカードなど、一般よりも上位のカードを検討する価値があります。

人によっては、搭乗によるボーナスマイルが「区間基本マイレージの+50%」の「ANAスーパーフライヤーズカード」会員を目指すのも良いかもしれません。