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ANAマイレージ裏技メルマガ
                        2008/01/06号 第106号
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1. はじめに

 2008年 1月 4日、「マイ・ペイすリボに関する重要なお知らせ」が、三井住友カード株式会社のサイトに掲載されました。
 URLは、以下の通り。

https://www.smbc-card.com/mem/revo/pop/mypace.html

 一言でいえば、マイ・ペイすリボの「ポイント2倍」が廃止です。
 いつかは廃止になると思っていましたが、2008年の営業初日に明らかになるとは意外でした。

 前号(2007年12月21日号)で ANA VISAカードについて書いたばかりですが、今回は、マイ・ペイすリボ改悪後のカード選びについて、ANAマイレージのマイルにポイントを移行させることを前提として検討してみることにします。
 なお、本稿では「1マイル=1円」として還元率を算出します。

 蛇足ですが、『クレジットカード申込X』について、前号ではサーバ移転してブログ化するような事を書きましたが、サーバ移転は行わないことにしました。
 今後、私の運営するクレジットカードやマイレージ関係のサイトへの中継局的な役割を持たせる方向でサイトを改装していくつもりです。


2. 「ポイント2倍」廃止後の ANA VISAカード

 計算するまでもなく、還元率は現行の半分、1%以下になります。

 ただ、マイ・ペイすリボによる年会費減額で、一般カードの年会費は1076円になります。
 年間のカード利用額によっては、還元率が ANA JCBカードよりも有利です。
 でも、カード利用金額が少なければ、当然、カード利用金額に対して付与されるポイントも少なくなり、マイルを特典に交換できないままで失効させる可能性が高くなります。


3. カード選びの検討

 ANAマイレージのマイルを貯める目的で利用可能なクレジットカードは、いくつかあります。

 よく知られているものとして、ここでは、以下のカードを検討の対象とします。

 ‐ ANA JCBカード
 ‐ ANA VISAカード
 ‐ Sony Card
 ‐ 楽天カード
 ‐ ライフカード

 ANAカードは、年会費有料で、移行手数料が必要です。
 基本的に 1000円のカード利用に対して 10マイル相当のポイントが付与されます。
 なお、ANAワイドゴールドカードは移行手数料無料ですが、年会費が高いので、還元率は低くなります。

 ANAカードの移行手数料は、カードによって異なります。

 ANA JCBカードは、移行手数料 2100円。
 移行を 3年に 1回に抑えるとしても、1年あたりで 700円になります。

 ANA VISAカードの「10マイルコース」は、移行手数料 6300円。
 ANA VISAカードの「5マイルコース」は移行手数料無料なのですが、還元率 0.5%になります。

 Sony Cardは年会費有料ですが、年度内のショッピング利用で翌年度の年会費が無料になる制度があります。
 1000円の利用で 1ポイント付与。
 ポイントを「1ポイント=10マイル」のレートでマイルに移行可能ですが、移行手数料が 6300円かかります。
 ポイントの有効期限は 24ヶ月ですので、移行を 3年に 1回に抑えることで、1年あたりの移行費用が 2100円になります。

 楽天カードは年会費無料。
 ポイントを ANAマイレージのマイルに移行する場合、還元率 0.5%で、移行手数料はかかりません。

 ライフカードは年会費無料。
 ポイントを ANAマイレージのマイルに移行する場合、還元率 0.4%で、移行手数料はかかりません。
 ただし、誕生月利用は「ポイント5倍」。
 誕生月に 100万円利用すれば、2万マイル相当のポイントを獲得できます。

 誕生月の利用ではライフカードが強力ですが、誕生月以外は、年間のカード利用金額によって、どのカードが良いかの結論が異なります。
 次項以下、誕生月以外の利用について、カード利用額の規模を分けて考えてみます。

 なお、ANA VISAカードは「マイ・ペイすリボ」適用による年会費減額があるものとします。


3.1 年間のカード利用金額が 40万円の場合

 ANAカードの場合、カード継続ボーナスの 1000マイルが毎年付与。

 ANA JCB一般カードでは、4000マイル相当のポイントが付与されます。
 ポイントを 3年に 1度のペースでマイルに移行する場合、1年あたりの移行費用+年会費は 2800円。
 つまり、年間で 2200円相当のマイル獲得になります。

 ANA VISA一般カードでは、4000マイル相当のポイントが付与されます。
 ポイントを 3年に 1度、「10マイルコース」でマイルに移行する場合、1年あたりの移行費用+年会費は 1776円。
 つまり、3224円相当のマイル獲得になります。

 Sony Cardでは、4000マイル相当のポイントが付与されます。
 ポイントを 3年に 1度のペースでマイルに移行する場合、1年あたりの移行費用は 2100円。
 つまり、1900円相当のマイル獲得になります。

 楽天カードのポイントをマイルに移行する場合、移行費用はゼロ。
 ただし、還元率 0.5%で、2000マイルへの移行になります。


3.2 年間のカード利用金額が 90万円の場合

 ANAカードの場合、カード継続ボーナスの 1000マイルが毎年付与。

 前年度のカード利用金額が 50万円以上かつ 100万円未満でスターβが適用の ANA JCBカードでは、ポイント付与が 2割増しになります。
 スターβ適用の ANA JCB一般カードでは、最高で 10800マイル相当のポイントが付与されます。
 ポイントを 3年に 1度のペースでマイルに移行する場合、1年あたりの移行費用+年会費は 2800円。
 つまり、9000円相当のマイル獲得になります。

 ANA VISA一般カードでは、9000マイル相当のポイントが付与されます。
 ポイントを 3年に 1度、「10マイルコース」でマイルに移行する場合、1年あたりの移行費用+年会費は 1776円。
 つまり、8224円相当のマイル獲得になります。

 Sony Cardでは、9000マイル相当のポイントが付与されます。
 ポイントを 3年に 1度のペースでマイルに移行する場合、1年あたりの移行費用は 2100円。
 つまり、6900円相当のマイル獲得になります。

 楽天カードのポイントをマイルに移行する場合、移行費用はゼロ。
 ただし、還元率 0.5%で、4500マイルへの移行になります。


4. 結論

 年間のカード利用金額が 40万円の場合、ANA VISAカードをメインカードにするのが良さそうです。
 ただ、マイルを特典に交換するためには、別の手段で不足分のマイルを獲得する必要があります。

 本稿執筆時点では、サブカードとして ANA JCB一般カードを持つのが有力です。CMサイトなどのポイントを ANA JCBカード経由でマイルに移行する狙い。

 年間のカード利用金額が 90万円以上の場合、本稿執筆時点の制度を前提とするなら ANA JCBカードをメインカードにするのが有利です。

 ただ、本稿ではポイントを ANAマイルに移行する前提で検討してみましたが、1マイルの価値を 1円相当と考えるなら、ANAのマイルにしないのが良いように思います。

 なお、今回は取り上げませんでしたが、ANA eLIOカードも現時点での仕様は興味深いものがあります。
 リボによるポイント2倍がありますし、Edyチャージはポイント対象になっています。